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ファクタリング市場アイキャッチ画像
  • 2023年2月21日
    ファクタリング

    海外では当たり前のファクタリング。日本での市場や状況をお教えします。

    最近は日本国内でもファクタリングはよく知られるようになり、資金調達法としての認知度はかなり高くなっています。
    借り入れや融資に次ぐ一般的な資金調達法として定着しつつあると言って良いと思いますが、以前は国内の流通はあまりなく、認知度もかなり低い時代がありました。
    ファクタリングは海外が発祥であることや、日本国内の事情も絡むことから流通に一定の抑制がかかる形となっていたものの、最近は状況が大きく変わっています。
    本章ではファクタリング発展の背景や国内の市場状況などについて見ていきたいと思います。

     

    ■ファクタリングのルーツは海外にあり

    アメリカの国旗画像

    ファクタリングのルーツは相当古いとされ、その起源はなんとメソポタミア文明の時代にまで遡るとされています。
    といってもその当時に現代のような取引がされていたわけではなく、信用取引を基にした現代のファクタリングの原型として機能し始めたのは14世紀頃のイギリスとされています。
    その後アメリカの経済が発達するとともに同国でファクタリング取引が活発になったため、「ファクタリングはアメリカが発祥の地」というイメージを持つ人も多いようです。
    実はもっと古くからの起源を持つものですが、近代的ファクタリングの浸透が広く図られたのは確かにアメリカであると言って良いでしょう。

     

    ■アメリカを中心に諸外国でもすでに浸透している

    諸外国のイメージ画像

    20世紀頃のアメリカでは今と同じような売掛金の現金化を実現する取引として機能しており、現在はごく普通の資金調達法として用いられています。
    日本ではまだファクタリングよりも借り入れや融資の方が若干認知度が高いと思われますが、アメリカでは同列の存在として認識されています。
    そのため融資とファクタリングどちらを優先するかという選択ではなく、場面に応じてより有利な選択はどちらか、という観点で評価されます。
    この点はぜひ日本国内の企業も見習いたいものです。
    またアメリカだけでなく諸外国でもファクタリングはすでに資金需要を満たす一般的な取り引きとして認知されています。
    例えばフランスでは2013年には2400億ドル程度のファクタリング取引があったとされ、これが徐々に増えて2019年には4200億ドル程度の取引があったとされています。
    ドイツやイタリアなどの西欧諸国も同様で、アジアでは経済発展が著しい中国で2019年時点で4840億ドルほどの取引があり、世界中でファクタリングが大いに利用されています。
    アメリカは先んじてファクタリングが発展したことから近年は飽和状態にあると言われていますが、これ以外の西欧諸国ではまだ伸びしろがあり、今後も取引額が増えると予想されています。

     

    ■日本国内のファクタリング市場はどうなっているか

    お金について考えるビジネスマンイメージ画像

     

    では次に日本国内のファクタリング市場に目を向けてみましょう。
    国内では2011年に1110億ドル程度の取引があり、一定の需要を満たしていました。
    しかしここから取引数が減少傾向に入り、2018年の時点では480億ドル程度までに取引が減少しています。
    この間の時代にはファクタリング取引を抑制するいくつかの事情があります。
    まず、今のように認知度が高くなかったファクタリングは信用面での悪影響を心配し、敬遠される傾向があったことが挙げられます。
    これに、電子記録債権など新しい取引手法が投入されたことで選択肢が広がり、ファクタリング取引から離れる層が一定数いたと推測できます。
    2018年以降になると一転して取引数が増加に転じますが、これにもいくつか理由を見ることができます。
    まずはクラウドサービスなどネットの発達を基にした取引手法の開発が次々となされるようになり、より簡単に、スピーディに、安全にという事業者の意識を取り込んで、ファクタリングの良さが見直されるようになったことが大きいところでしょう。
    事実、利用勝手の悪い手形取引などは流通が落ち、その需要層の多くがファクタリングに流れ込んでいます。
    ネットの発達は今後もかなりの勢いで進むと予想されますので、ファクタリングの利便性もより高まることが期待されます。

     

    ■日本における後押し要因は他にも

    法改正イメージ画像

    以上のように現場レベルでの利便性の増進がファクタリングの流通を促進したほか、法律面でもファクタリング取引を加速させる要因が見られます。
    近年、長らく大きな改正が入らなかった民法に大改正が加えられ、債権分野でも大きなルール変更が出ています。
    ファクタリングに関係する所では、債権譲渡禁止特約が付いた債権でも売買取引の有効性が認められることになったのが大きいでしょう。
    改正前は、売掛債権につき当事者間で第三者に譲渡することを禁止する特約があると売買取引ができませんでしたが、改正後はこの特約が付いていても原則として第三者への売却が有効となります。
    債務者の権利を守れるように一定のルールは存在しますが、譲渡禁止特約が付いていてもファクタリング業者に売却できることになったのは非常に大きな変更点です。
    これにより、売掛債権を保有する会社は安心して債権を譲渡することができ、ファクタリング取引の加速に大きく貢献するものと思われます。

     

    ■今後も国内需要の拡大が予想される

     

    国内需要拡大イメージ画像

    ということで、日本国内ではファクタリング需要の大きな増加が見込まれ、需要の拡大と取引の増加が見込まれています。
    近い将来、日本も海外と同じように融資と同等の資金調達手法として認識される日が来るでしょう。
    弊社もファクタリングサービスを提供する事業者として多くの企業様を支えていく所存ですので、資金繰りのお手伝いをさせて頂ければ嬉しく存じます。

     

    ■まとめ

    まとめ画像

    本章ではファクタリング発展の背景や日本国内の市場などについて見てきました。
    ファクタリングは海外が発祥であることからアメリカをはじめ多くの国々で活用されています。
    国内でも近年は利便性が見直されたことや実務的な利用のハードルが下がったことから取引が急増しています。
    今後も需要の増加が見込まれ、技術の発達とともにより利便性の高いサービスとして改訂が図られていくことでしょう。
    弊社も引き続きファクタリングにより資金提供を支援して参りますので、ぜひお気軽にご相談頂ければと思います。