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  • 2023年1月5日
    ファクタリング

    ファクタリングは会社選びが大事!トラブル事例5つを解説します。

    ファクタリングは良くも悪くも強い規制が入っていないことから、利用勝手が良いメリットがある一方、取引する相手を間違えるとトラブルに巻き込まれる危険もあります。
    ファクタリングを利用する場合は、取引相手となるファクタリング業者の素性をよく確かめ、安全性を確保する必要があることに留意しましょう。
    この回では悪質な業者と取引してトラブルとなった事例をいくつか紹介していきます。
    後半では安全性の確保をどうするかについても見ていきますので、ぜひ参考になさってください。

    ■担保や保証人を要求された

    契約書イメージ画像

    ファクタリングの法的な性質としては債権の譲渡取引ですので、売買の対象となる債権自体に商品としての価値を見出します。
    債権を買い取るファクタリング業者は、当該債権の値踏みをして、十分な利益があるから買い取るわけで、そこに保証人や担保が必要になる余地はないはずです。
    我々のような真っ当なファクタリング業者は保証人や担保を求めることはありませんが、悪質な業者は相手の無知に乗じて担保や保証人を求めることがあるので注意が必要です。
    担保や保証人を要求された場合、実質的にはファクタリングの名を借りただけの貸金取引であると推認されます。
    貸金業の登録をしていない業者が貸金取引をすることは禁じられていますから、このような行為をする時点で悪質性の高い業者と判断できます。

     

    ■手数料が高すぎる

    暗いお金イメージ画像

    ファクタリングの手数料は現状で法的な規制が無いので、基本的には当事者間の自由交渉となります。
    ただし自由主義経済の元では取引相手を自由に選べますから、同業他社よりあまりにかけ離れた設定にすると利用者が離れてしまいます。
    そのため手数料には相場があり、二社間取引では概ね10%~30%程度、三社間取引では2%~9%程度という一定の目安が存在します。
    取引対象となる債権の状態や、取引額によっても差が生じるものの、上記の相場を大きく超える手数料を徴収する所は注意が必要です。
    また悪質性のより高いところでは、当初の相談の際には上記の相場内の数値を示しておきながら、取引が進んで最終的な契約の一歩手前で、些細な条件違いを理由に手数料額を一気に増額するというケースもあります。
    ファクタリングの利用者は急いで資金を確保しなければならないことが多く、期限が迫った段階で一から他社を検討する余裕がないことから、高い手数料に泣く泣く応じてしまうという事案も報告されています。

     

    ■契約書を作らない、内容を曖昧にする

    悪徳契約書イメージ画像

    契約書の作成は取引の存在を示すための重要な手続であり、ファクタリングだけでなく全ての取引において必要となるものです。
    民法の取引原則の適用がある取引の場合、口頭でも契約自体は有効となるため契約書の作成は法的な義務ではないものの、トラブルを避けるために必ず作成します。
    にもかかわらず、一部の悪質な業者はあえて契約書の作成を避けることがあるので注意が必要です。
    「後で柔軟に条件を変更できるように」などと利用者側のためのような作出をするものの、実際にはトラブルを訴えられた時に後で検証されないよう、あえて書面の作成を避ける業者もいるので注意が必要です。
    また契約書の書面自体は発行するものの、契約条件をわざと曖昧にするという手法がとられることもあります。
    これも同じように苦情が来た時に責任の追及をかわすために業者側があえてそうするものです。
    ファクタリングに慣れている利用者であれば、「あれっ?」と思うような契約条項でも、初心者など慣れていない人は不自然さに気づけず、そのまま契約を結んでしまうこともあるので厄介です。

     

    ■売掛先に通知すると脅される

    恐怖な電話イメージ画像

    ファクタリングには二社間取引と三社間取引があり、信用面で影響が出るのを防ぐには二社間取引が利用されます。
    債権譲渡の事実を売掛先に知られないのが二社間取引の利点です。
    債権を譲渡した企業側に責任があるケースにおいて何らかのトラブルが起きた時には、ファクタリング業者側のリスクを回避するために売掛先に債権譲渡通知がなされることはあり得ますが、そうではないケースで恣意的に扱われるケースもあります。
    交渉の余地がある小さな疑義が発生したようなケースでも、有無を言わさずに相手を言いなりにするため「売掛先に譲渡通知をするぞ」と利用者に脅し文句をかける事例が報告されています。

     

    ■架空の債権での取引を誘導された

    存在しない架空の売掛債権をでっち上げてファクタリング業者に売却しようとするような、利用者側に明らかに非がある事案もある一方、ファクタリング業者側から架空債権での取引ができるとうたって取引に誘導するケースもあります。
    業者側としては、内容はどうでもよく利益が出れば構わないと考えれば、債権の買取金と称して金を貸し付け、売掛金の回収と称して利息を乗せた返済を受けることで儲けを出すことができます。
    利用者側がこのような申し出に安易に乗ってしまうと、例えば後から業者の態度が急変し架空の債権をでっち上げた責任を利用者側に押し付けられる危険があります。
    架空債権を譲渡した責任を利用者に押し付け、「詐欺罪で告訴するぞ」などと脅して示談金を支払わせるということもできてしまうので、怪しい申し出でをするような業者の口車には乗らないようにしましょう。

     

    ■安心できるファクタリング業者を選ぶには?

    安心ビジネスマンイメージ画像

    では安心して取引できるファクタリング業者と付き合うにはどうすれば良いのでしょうか。
    先に述べたように、ファクタリングは貸金取引のような規制が無く、行政庁による監督もされていません。
    そのため利用にあたっては、取引当事者となる利用者側がファクタリングがどのようなものか、正しい知識を持って臨む必要があります。
    多くの場合、利用者側の無知に乗じて悪質な業者が悪さをすることになるので、知識があれば被害を避けることができます。
    ファクタリングと融資との違いや手数料の相場、二社間取引、三社間取引の基本的な仕組みなどを理解しておけば、業者から説明を受ける際に不自然な点があれば気づくことができます。
    不自然な点があれば「他社も検討したい」といって取引から離脱すれば被害にあうことはりません。
    相談の際の担当者の態度や口調も重要な指標になります。
    会社の性格は現場の従業員の態度に現れるので、態度が良くない従業員がいることは注意信号として捉えることができます。
    後は、相談する前の時点でその会社の公式サイトをチェックし、運営元事業者として正確な住所や連絡先などを公開しているか、十分な事業歴があるかなどもチェックしましょう。
    闇金などの悪質性の強い業者は追及をされにくいように詳細な住所などを公開していないことが多いので、そうしたところは相談自体を避けるのが無難です。

     

    ■まとめ

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    本章ではファクタリング取引におけるトラブル事例をいくつか見ながら、トラブルを避けるための業者選びの重要性や、安全性をどう確保すれば良いのかなどについて見てきました。
    現状で強い規制が入っていないファクタリングは使い勝手が良いメリットがある一方、悪質な業者と付き合ってしまうとトラブルに巻き込まれる危険があるため自衛の意識を持つことが大切です。
    利用者側がファクタリングについて正しい知識を持てれば、多くのトラブルを避けることができます。
    ファクタリングや資金調達に関する知識、情報は当サイトでも随時発信していますので、皆様のリテラシー向上に役立てて頂ければ幸いです。