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  • 2022年12月26日
    スタッフブログ

    2022年の金融市場の振り返りと2023年の展望

    早いもので今年もいよいよ残り少なくなって参りました。

    弊社では日ごろ多くの事業者様とお付き合いをさせて頂いておりますが、現場レベルでも資金難のひっ迫度は日増しに高まっている実感を覚えます。

    日本はもとより、世界レベルで経済の不透明さが増す中で心配を覚える方も多いのではないでしょうか。

    この回では私的考察として、今年2022年を簡単に振り返るとともに、来年2023年の展望についても簡単にお話しさせて頂こうと思います。

     

    ■2022年の経済動向を振り返る

    世界経済イメージ

    まずは今年2022年の経済動向を改めて振り返ってみましょう。

    今年も引き続きコロナの影響下にある年でしたが、発生当初の混乱ぶりと比べればかなり落ち着いた様子で、ワクチン効果も効いてか全体的には安堵感を感じられた年だったと言えます。

    現在でもエリアによっては感染者数の急増を見せるところもあるなど完全にコントロールしているとは言えないものの、人によってはコロナを気にしない生活をしている人もいると思います。

    行動制限もほとんどなく、経済面への影響はかなり弱まっていると見て良いでしょう。

    ここにきて旅行需要の増加も見せていますし、海外からの観光客も入国が認められましたから、インバウンド需要も少しずつ活気を見せています。

    この辺は良い兆しとして受け止められましたが、これに水を差したのがまず円安による影響です。

    日本とアメリカの金融政策の違いから円安ドル高が長期間続き、さらにその乖離が一段と広まっている状況です。

    投機的な動きもあり、もはや看過できないと踏んだ日本政府は日銀と協力して市場介入も実施しました。

    それも短時間の抵抗でしかなく、市場はいまだ円安が収まっていないどころか影響が拡大しています。

    現在は「日本売り」の状況に近い感じで、国内の土地を外国人が買い占めるなど好ましくないケースも見られます。

    そして今年突如起きたロシア・ウクライナ紛争でさらに思わしくない方向に動き始めました。

    当初短期決戦で決着がつくかと思われたものが、ロシアの失速で長期戦にもつれ込むことになり、その影響から食料品を中心とした物資の流通が世界規模で停滞しています。

    日本でも食料はもちろんエネルギーの確保にも大きな支障が出ており、エネルギー依存が強い我が国としては、国内事業はもちろん、国民生活にも影響が出ないように政治面での駆け引きが行われていることでしょう。

    紛争による物価高、円安の負の影響がコロナの反転気勢を消し去ってしまう様相となり、せっかくの機運を台無しにしてしまいました。

    さて現状ではこのような状況ですが、来年2023年はどうなるでしょうか。

     

    ■2023年はどうなる?

    世界経済イメージ2

    あくまで予想の範囲をこえるものではありませんが、恐らく来年はコロナ方面ではさらに落ち着きを見せると予想し、ほぼ影響下から脱することができるのではないかと考えます。

    国民生活上の影響はなくなり、経済への負の影響もほぼ無しとなるのではないかと予想します。

    一方で円安は来年もしばらく続くと見られ、ロシア・ウクライナ紛争もしばらく続くでしょうから、物価高と共に影響が続きそうです。

    国内では賃金の上昇はないため、物価高による国民の購買意欲の低下は来年も続きそうです。

     

    ■まとめ

    まとめ画像

    以下で来年に向けての良い兆しと悪い兆しをまとめてみます。

    良い兆し:

    ・コロナ解消による経済の好転

    悪い兆し:

    ・円安

    ・紛争長期化による物価高

    ・賃金上昇を伴わない、いわゆる悪いインフレ

    上記の両軍がぶつかり、さてどのようになるか、注視していきたいところです。

    事業者の皆様におかれましては難しいかじ取りを迫られる場面が多くなると思いますが、これからも気を引き締めて頑張っていきましょう。