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  • 2022年11月9日
    会社経営

    起業前に考える、理想の経営者はどの様な姿であるべきか?

    「経営者の理想的なあるべき姿」と聞いて、皆さんは誰か具体的な人物をイメージすることができるでしょうか?

    特定の人物を思い浮かべることができる人もいれば、イメージできない人もいるでしょう。

    理想の経営者像というのは人によっても異なるでしょうし、世間で成功していると認識される人物が万人にとって必ずしも理想とは限りません。

    そのため理想の経営者像を語ることは大変難しいのですが、本章ではこのテーマにあえて迫ってみたいと思います。

    ■リーダーシップを取ることができる

    経営者の必要な素質としてはまずリーダーシップを取れる人物が理想的です。

    リーダーシップは力ずくで他人に言うことを聞かせるような暴君的な力のことではありません。

    部下のやる気を引き出しつつ、自発的な行動を導ける統率力を指します。

    正しいリーダーシップを発揮できれば、部下からは自然と尊敬のまなざしで見られるようになり、「この人のために頑張って働こう」と思ってもらえるようになります。

    給料のために嫌々働く従業員と、心から貢献したいと思ってくれる従業員とでは生産性が全く違ってきます。

    また社内の雰囲気も後者も従業員が多いと活力に満ち、活気があふれる会社になりますから、おのずと事業も成功に導かれることでしょう。

    従業員イメージ

    ■従業員のポテンシャルを引き出せる

    経営者が自然と尊敬されるだけでも従業員の働きぶりは驚くほど積極的になります。

    さらに理想を言えば、経営者が積極的に従業員とコミュニケーションを取れれば現場の問題点の把握がしやすくなり、従業員が働く環境を十分に整えてやることができます。

    従業員は存分に力を発揮でき、雲の上ではなく現場目線で自分たちのことを考えてくれる理想の上司として見てくれるでしょう。

    長期ビジョンイメージ画像

    ■長期目線のビジョンを描ける

    金銭的な利益を追求するという点においては、短期的な儲けを狙うことは比較的たやすいことです。

    しかし会社経営、あるいはビジネスとは何かを考える時、短期的な儲けだけを考えるスタンスでは長続きさせるのは難しいかもしれません。

    会社の部長クラスであれば目の前の取引をまとめるなどして短期的な利益を出すことができるでしょうが、その取引が終われば次の儲けの出し方を考えなければなりません。

    個々の取引はもちろんですが、経営者としては利益を継続して出していけるよう、大きな視点を持ったダイナミックな事業展開を描けるかどうかで資質の有無が変わってきます。

    時代の流れイメージ

    ■変化に対応できる

    経済面、社会面、あるいは法律の規制など、世の中はおそろしいほど速いスピードで変化し続けています。

    あまり自分の理想を追いかけすぎるあまり、柔軟な思考ができなくなるとこうした世の中の変化に対応できなくなります。

    世の中の変わり様に柔軟に対応するには、それまでの自身の成功体験を捨て去る覚悟も必要かもしれません。

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    ■社会貢献の意識を持てる

    よく言われることですが、「社会に貢献する意識が無ければ大きな成功を掴むことはできない」という格言のようなものが存在します。

    これはどういうことかというと、儲けることは企業として確かに必要なことだけれども、物やサービスが売れるのは社会に必要とされるからに他ならないということです。

    「社会に役立つ、貢献できるモノやサービスとは何か?」という意識を持って製品開発やサービスの提供を考えることができなければ、それは社会に必要とされず、買ってもらうことができませんから、長期間にわたって利益を出し続けることはできないのです。

    若い起業家の方にはぜひこの目線を持って頂けたらと思います。

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    ■オールラウンダーである

    特に起業したての経営者は何でもこなせるオールラウンダーの素質が絶対的に必要です。

    日常で最も多く求められるのは実務をこなし顧客にモノやサービスを提供する職人的な資質でしょう。

    そして従業員を雇うようになれば人の管理も必要になりますし、事業本体とは別に資金面の管理、税金などの管理の重要性がさらに増してきます。

    こうした本業以外の面をマネジメントする資質を持ち合わせていれば事業の運営が容易になります。

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    ■起業家精神を持ち続けられる

    実務やマネジメントの素質も重要ですが、やはり起業家たる以上は起業家精神を持ち続けていたいものです。

    起業から年月が経つと、自分がやりたいことは何だったのか?これで良かったのか?と考える時がいずれ来るでしょう。

    日常の業務がつまらなく感じた瞬間があれば、改めて起業当初の若々しい心を思い出してみましょう。

    「何か面白いことをやってみよう」、「誰もやっていないことに挑戦してみよう」

    こうした発想ができることこそ、経営の面白さといえるのではないでしょうか。

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    ■まとめ

    本章では起業前に考える、理想の経営者像というテーマでお送りしてきました。

    経営者の理想像を簡単に語ることはできませんが、ひとつひとつの資質や素質に分解してみると色々な視点が見えてきます。

    起業をスタートしてみれば自分の事業で実際に必要な能力やスキル、資質が見えてくると思いますので、焦る必要はありません。

    起業家たるもの、どんと構えて楽しむ余裕をもっていきましょう。